朝。
昨日のビアホールのために終電なくした残念な友人をうちに泊めていたわけだが、そいつを叩き起こす。
そして……
「おい、二郎行くぞ」
二郎へ連行。ひゃあ恐ろしい、昨晩酒たくさん飲まされて二日酔いになってしまっていてもおかしくないというのに、二郎食うという胃に優しくないことをさせるなんて！しかもこれ、完全にブランチ：二郎じゃないですか。
二郎の行列に並びながら、いそいそとDSを取り出して対戦を始める俺たち。何回か対戦したあとに「いやーやっぱ3Vがさー」「やっぱ600族強いよなぁ」などといった廃人御用達なワードを大量に含んだ残念な会話をしていた。二郎に並びながら「あそこの二郎はカネシが濃すぎる」とか「こっちの豚はハズレが少ない」といったガチジロリアントークをする人は結構見かけたが、二郎並びながらガチポケモントークするのは始めての体験だった。なんでもかんでもガチって名前つければいいってわけじゃねーぞ！そんな初体験いらねーわ。
あっ、二郎は美味しかったですよ。じつは二郎というものを食ったのが三週間ぶりとかだったのですが、空腹だったのにも関わらず結構お腹の中にずっしり溜まってくるのを感じた。やっぱり胃って縮まったりするのかね。
