肉好きな先輩と朝の8時半からやってきたのは、なんとホルモン屋であった。
東京都江東区住吉にお店を構える、スミヨシホルモン。漢字で表記すると買ってた炭良ホルモンということで、炭良と住吉をかけてきるのであろう。ランチ時には980円でホルモン1時間食い放題をやっているということで有名なお店である。お店の評価やデータなどは、下記のぐるなびのページなどを参照されたい。
▲看板はカタカナ。
しかし、そんなお店に朝からやってきて「さーて、食うぞー!」などと意気込んでいるのは、冷静に考えると、いや、冷静に考えなくても、頭おかしい。朝からホルモンとか正気か。
まぁ、朝ホルモンはこれまで何度もやってるので、初めての方が見聞きすると「はぁ??」としか思わないだろう。頭おかしい、と感じてしまうかもしれない。しかし、冷静に考えてほしい。我々も確かに頭おかしいかもしれないが、朝から営業している、というか24時間営業のホルモン屋も、同様に頭おかしいのである。深夜限定メニューとかあるし。
お店が24時間営業で朝からホルモン食えるとはいえ、そんな酔狂な奴どんだけいるんだよ!って言う話だが、これがまたお客さん割といるんだよな。ざっと見回しただけでも、4組ぐらいのお客さんが、朝からホルモンに舌鼓を打っていた。周りのお客さんは、共に朝ホルモンを楽しむ同志なのだ。これがお店の中に我々の団体のみであれば、我々が頭おかしいということになってしまうのだが、周りにはこんなにたくさんのお客さんがいる。頭おかしいなんてことはない、朝ホルモンは、れっきとした文化なのだ。カルチャーなのだ。
そんな中、我々は最初からMEGAハイボール(680円)で乾杯をキメるのであった。そして、肉好きの先輩が豪快に肉を焼き上げる。その様、まさに、肉奉行。
周りのお客さんと異なるのはこの部分。朝からホルモンを食うという点においては共通点があるのだが、我々は少し趣向が違っていて、朝から全力で飲み食いするのである。まさに、最初からクライマックス。ごめん、やっぱり頭おかしいわ。
前述のように、同行した先輩は肉奉行と呼んで差し支えのない存在であり、本日は注文してた焼肉の皿が席に来たら、その皿の肉すべてを七輪に投下するという、いわゆる「わんこ焼肉」というプレイスタイルまで飛び出した。まだ朝の9時過ぎである。あ、MEGAハイボールおかわりした。
▲まだ肉全部食い切ってないのに次の肉が控えてる。
さて、このスミヨシホルモンの名物メニューは、炎上ホルモンである。その名の通り、七輪の上に載せるとすごくたくさん脂が落ちて、「ぬわーーーーーっっ!!」と言わんばかりにメラゾーマのごとく燃え上がるため、鎮火用の氷が必須となる代物である。
燃え上がって焼きあがったホルモンを、ご飯と一緒にいただく。このスミヨシホルモンでは、朝から「焼肉ランチ」をオーダーすることができて、肉の種類を指定すれば、そのお肉が数皿提供されて、あと、ご飯とスープが飲み放題となるのである。
まだ全然ランチって時間じゃないやんけ!というツッコミはご容赦いただきたい。そもそも24時間営業のホルモン屋という時点でツッコミどころ満載なんだから。しかも、別に繁華街の中にあるとかじゃなくて、住宅多めの幹線道路沿いにあるってだけである。
10時半頃、お腹いっぱいということで店をあとにした。そのあと、大江戸温泉物語浦安万華郷でがっつり昼寝したのは秘密である。
それでは。