深夜執筆中

毎日ゾンビのようにしょーもない記事が上がってくる掃き溜めみたいなブログ。謝罪なしでは生きられません。

世の中みんなマルチと疑ってかかるしかないのかもしれません。

この間の日曜日の出来事をお話します。

以前、高校の同窓会がありました。その中に、現役時代はお互いに存在を知らなかったけど、過去の同窓会で何度か会ってるという、ものすごく微妙な間柄の人が居ました。この間の同窓会においても、その微妙な間柄をそのまま表現したかのような微妙な会話を繰り広げており、その日はそのままバイバイしたんだけど、後日、急にLINEが来たのです。あ、一応今の時点で言っておきますけど、その子は女の子です。

「この間は話せて楽しかったので、また会いたい」

ほう、なんや、ワイに興味があるんか?みたいなことは言いませんでしたけど、まぁ別に会うことを拒否する理由もなかったので、会ってみることにしました。ちょうどこの間の同窓会の時にポケモンGO(以降、ンゴと略します)の話でこれまた微妙に盛り上がっておりましたので、「じゃあンゴしようぜ」ってLINEを返しました。そしたら、相手が乗ってきたので、それから、いつ会うかとか、どこで会うかなどを決めました。

同窓会で何回か会っただけの関係なのに、「(個別に)また会いたい」というのは、今考えれば少しおかしな部分があります。普通、「またみんなで飲もうよ」となるはずです。賢明な読者の皆さんならこの時点でお気づきのはずです。ちなみに俺は実際に会う前の日ぐらいになって少し怪しむようになりました。そう、昔の同級生で、そんなに親しかった記憶が無いのに急にサシで会おうとする……そう、これは、マルチの可能性があるのです!

そして、先週の日曜日の話。とあるターミナル駅で待ち合わせをした俺達は、これまでの微妙な関係そのまま体現したかのような微妙なノリで公園へ歩みを進めました。絶好のンゴスポットです。会話の中からは、特に「副業が~」とか「健康食品が~」とか「ロバート・キヨサキが~」なんて発言もなく、これはひょっとしてマルチとは関係ないのかな?なんてぼんやり思いながら、水辺に大量に出現するコイキングを乱獲していました。

木陰の木で出来た柵に腰掛けてンゴを一緒にやってたわけですが、ふと隣の女の子のスマホを観るとンゴの画面ではありませんでした。

「何見てんの?」

と聞くと、

「ンゴもできるボードゲームのイベントの情報を見てるの~!」

と言いました。

ここで、ボードゲームのイベントという単語が出てきました。ものすごく強調しているんですけれども、賢明な読者の皆さんならお気付きかもしれません。巷ではボードゲームのイベントがよく開催されており、「金持ち父さん貧乏父さん」の著者でお馴染みのロバート・キヨサキ氏が開発した「キャッシュフローゲーム」を扱う場合、高確率でネットワークビジネス、いわゆるマルチ商法への勧誘の場として利用さているのです。健全なボードゲームのイベントももちろんありますが、今回のケースの場合、あんまり親しくないのに2人で会うというこのシチュエーション、そして「ンゴもできるボードゲームのイベント」という、まるで当初の目的はまったく別のところにありそうな言い方からして、この子の言ってるボードゲームのイベントというのはマルチ勧誘の場となっていることを確信いたしました。

その後、喫茶店に行って休憩したのですが、特にボードゲームのイベントへの勧誘のお話はありませんでした。ただ、その子の住んでいる地域にたくさんタワーマンションが建っていて、ちょっと前までは相続税の関係で有利だったけどその制度がなくなって今はあんまり人気がないという話を割と熱心にしてきました。また、家族全員がシムフリー機による運用で通信費をものすごく節約しているんだとか。そういった、お金に関する知識についてちょっと詳しいという点においても、この子はお金持ちになりたいという考えを持っている可能性が高そうです。マルチやる人の考え方の根底には、お金持ちになりたい!お金による不安を払拭したい!もっと充実した生活を送りたい!っていうのがありますからね。

その日は、そのまま解散しました。これは、後日、勧誘が来るパターンなのかな。とは思っているんですが、今日に至るまで連絡は特に来ていません。もし今度会うことになったら、前回の中学時代の友人のマルチから借りパクしたロバート・キヨサキ氏の御本を逆に手渡してみようと思ってるのに!

また、進展があったらご連絡いたしますね。それでは!