深夜執筆中

毎日ゾンビのようにしょーもない記事が上がってくる掃き溜めみたいなブログ。謝罪なしでは生きられません。

マルチにハマる社会人を疑似体験!新庄耕のバッドエンドが秀逸な「ニューカルマ」

ベローチェ激安PCチャー研という悪夢は取り払って

平日からお休みをいただいた今日、雨が降っているにもかかわらず、すごく久しぶりに二郎に行きました。

神田神保町店です。「麺少なめで」と言ったはずなんですが、店員さんには「麺硬め」と捉えられていたらしく、早めにトッピングを確認されて初めて気付くっていう。もう、小ラーメンなんて食えないんだけどな~って思いながら、うめぇうめぇ言いながら食っていました。ナンダカンダ言って結局食っちゃうのよね。

その後、ちょっと寒すぎじゃね?ということで、ふらりとベローチェに入って抹茶ラテを飲んでいました。

これで、PCを持ち込んでテザリングで通信してYouTubeでチャー研見てたら、以下のような、先週と同じ状況になってしまいます。

taccyan0209.hatenablog.com

今週に至っては平日に休みを頂いているもんですから、平日に休みを頂いてまで外でチャー研とか見始めるとかいう、余計にタチの悪いシチュエーションになるところでした。大丈夫、今日は雨を予見してて濡れるリスクのあるノートPCとか持ってきてないから!天候のお陰で最悪な状況を避けることが出来たともいえます。

シチュエーションが酷似してて感情移入待ったなし!「ニューカルマ」

じゃあ、一体何してたのよ?って話なんですが、ものすごく久しぶりに小説を読みふけっていました。まともに小説を読むのなんて、大学生のとき以来です。あのときは周りに本を勧めてくれるような人がいたからちょいちょい読んでたのですが、ここんとこは完全にご無沙汰です。前置きが長くなってしまいスミマセン。

読んでたのは、「ニューカルマ」です。不動産会社で葛藤する主人公を描いた「狭小邸宅」で一躍有名となった新庄耕さんによる衝撃の問題作、とされています。高校時代から長い付き合いであり、本日記への出現率も比較的高いC君(仮名)が勧めてくれた小説です。

テーマは、ネットワークビジネス、いわゆるマルチにハマる主人公を描いたもの。書籍の帯には「給料とは別に、百万円入ってきたら、いいと思いませんか」という、ネットワークビジネスにおける、よくある勧誘文句が書かれています。

マルチといえば、深夜執筆中内にも度々出てきますよね。ニューカルマにおいても、自分と同年代の社会人が、大学時代の友だちに誘われて……という形でスタートします。だいたい同じ境遇ということもあって、主人公へスッと感情移入ができました。一応言っておきますけど、深夜執筆中内であんだけマルチマルチ言ってますが、勧誘とかしてませんからね!!

若干のネタバレになるかもしれませんが、ラストのオチは救われないものとなっています。実はわたくし、どちらかと言うとハッピーエンドよりもバッドエンドの方を好むタイプであり、本作品も後者の方となっていますので、読み終わった後に堪らない余韻に浸ることが出来ました。これだよ。こういうのを待っていたんだよ。

そして、何があってもマルチはやめておこう。と、心に誓ったのでした。バッドエンドは、小説の中だから良いんであって、リアル世界でのバッドエンドはマジ勘弁です。

新庄耕さんのデビュー作である「狭小邸宅」もぜひ読んでみたいと思います。

それでは!

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