深夜執筆中

毎日ゾンビのようにしょーもない記事が上がってくる掃き溜めみたいなブログ。謝罪なしでは生きられません。

ANAの預かり手荷物置き去り事件から考える手荷物管理について。

羽田空港第2ターミナルから飛び立った全日空ANA)の飛行機が、預かり手荷物を積んでないことがわかって、到着先の空港が大騒ぎになっているようです。
特に、新千歳空港では、該当の飛行機にロックイベントのライジングサンのアーティストも多数乗っており、そのアーティストの楽器がみんな羽田空港に置き去りになってるということで、急遽一緒に出演するアーティストの人たちから楽器を借りたり、演出を一部変更する必要があるなどといったことにもなっているみたいです。
今回は、どうやら手荷物を運搬するベルトコンベアが故障してしまい、荷物を飛行機に運べなかったみたいです。そのことで飛行機を欠航させるよりも、まず乗客だけでも目的地に運ぶことが優先されたようです。ただ、乗客への通知は混乱を防止する目的から到着後に行い、預かった手荷物は後か乗客が指定した住所に送るという手法が取られたわけですが、この対応が、お盆真っ只中という時期的要因も重なり、到着先の空港が大騒ぎになっているというわけです。ちなみに、対象は第二ターミナルから出発した全便が対象だということです。ベルトコンベアの不具合は1時間ほどで復旧しましたが、数千人の荷物に影響が発生したとのこと。対象のお客さんにはお詫びとして5000円入った封筒が渡されたとか。

ベルトコンベアが故障してしまったことと、今回のANAの対応はもう覆せないので、もう何も言えませんが、やはりこれが最善の方法だったんですかねぇ。ただ、乗客の混乱を防ぐために到着後にアナウンスするっていう選択肢は、賛否が分かれるかと思います。
多少の混乱も承知で、飛行機の機内で事前にアナウンスしとけば、飛行機到着するまでにどうすればいいかとか考える暇もあるし、Wi-Fiが飛んでてケータイ使える飛行機だと対応について関係者との調整もできる。
飛行機が飛ぶ前にアナウンスできていれば、その飛行機をキャンセルして、手荷物を回収したうえで新幹線などの代替手段で目的地に向かうこともできただろう。(飛行機の多少の遅延は伴うが)
ま、そもそもベルトコンベアの故障が起きないよう、設備の定期的な点検に力を入れよう、って話なんですかね?ベルトコンベアが壊れなければそもそもこんなことって起きなかったわけですし。
とりあえず、こういうこともあるんだぁ、ということで、到着後絶対にないと困るようなもので機内持ち込み可能なものについては、極力持ち込んで肌見放さず持ってるようにしよう。ま、ライジングサンに出演するアーティストの皆さんの事例とかは、ちょっとどうしようもない部分があるけど……