深夜執筆中

毎日ゾンビのようにしょーもない記事が上がってくる掃き溜めみたいなブログ。謝罪なしでは生きられません。

ジロリアンとしての最大の試練

午後7時前かな。

ラーメン二郎新橋店の前で我に返ってる自分がいた。
俺、一体何してんだろう…
 
昨日、実は出向先の部署での歓迎会が行われておりまして。挨拶のときに自己紹介を織り交ぜてたんですけど、挨拶の直前ぐらいのときにそのへんでラーメン二郎で盛り上がってたんですね。ですので、場を盛り上げる意味も込めて「関東の二郎は全制覇してます!」と高らかに言ってのけたところ、同じくよく二郎に行くという方とあの店はうまいあの店はちょっとみたいな話を延々としていました。その中で、「私行ってみたい」と言ってる人(55歳女性独身)がいました。美味しいものには目がない人だけど、世間一般で言うところの「ラーメン美味しい」と、「二郎が美味い」っていうのは意味合いが違うからなぁ。そもそも二郎はラーメンじゃねーし。←よく言われてること
そして、話は、現在病気療養中の、ウチのグループの上司の話に。新橋の慈恵医大病院に入院してるということで、翌日辺りにお見舞いに行こうかって話になっています。そこで、俺が余計な情報を展開する。というか、前から展開はしてたんだけどね。
「あっ、ラーメン二郎新橋店なら、慈恵医大病院から近いッスよ」
「お、じゃあ明日お見舞い入った後に二郎行っちゃうか?wwww」
お酒の席でありがちな、軽いノリです。草生えちゃってるしな。そんなこんなで、昨晩の歓迎会は終わりました。
 
そして、本日です。
昨晩二郎デビューしたがってた方が何回も言ってます。
「えっ、今日行くんだよね?」
「どこにですか?」
「二郎」
「あーどうしましょっかねー?(チラッチラッ)」
「……(周りの人たちはあんまり行く気はなさそう)」
こりゃ、行かない流れになった……かな?
お見舞いについてですが、二郎行きたがってる55歳女性独身は、先日行ったので今日は行かないようでした。実際、業務後は、新橋に向かう我々と違うルートで帰っちゃっいましたしね。ああ、こりゃ行かないんだろうな。週末、どこの二郎行こうかな〜〜。やっぱ、ひばりヶ丘だよな〜〜。などと、勝手に週末の二郎プランについて頭のなかで妄想を巡らせていました。
さて、慈恵医大病院に着いて、いざお見舞い!ってタイミングで、55歳女性独身が登場したのです!えっ!?なんで!?アンタお見舞いもうおわったでしょ!?
そのまま、お見舞いをして、じゃあ駅向かいますか〜〜ってタイミングにて。
「このあと、どうするの?」
「えっ」
「二郎、行かないの?」
「ええええええええええええええええええええ」
そうなのです。二郎行きたいがタメに、一度行ったお見舞いにもう一度来たのです。ダメ元で来たっぽいのです。
ここまで来たら、もう逃れられない。前方には一緒にお見舞い行ったオジサンたちが新橋で飲もうぜみたいな感じで手招きしてる!うわ、そっち行きてえ!とか思ったけど、時はもうすでに遅し。運命を受け入れるほか、選択肢はなかったのでした。唯一の救いは、今の部署に地方から同じく出向してきている同年代の男の人がいたということ。これがなかったら、完全にアレじゃないですか。親子丼じゃないですか。いや、でも、その男の人が増えたところで、親子であることには変わりないか。
二郎では、みんな揃って小ラーメンにしてました。あの55歳女性独身も、小ラーメンです。社食でとんかつが出てきたら衣剥がして食うような55歳女性独身が、小ラーメンです。しかもニンニク入り!
隣に座っていたので、「若いんだから少し食え」っつって麺とヤサイの一部をいただきました。いや、待て、俺にも余裕ねーんだから!
思わぬ妨害があったものの、ここではジロリアンの貫禄を見せつけるかのごとく一気に食べて店を出ました。そして、本日記の冒頭部のように、「俺、一体何してんだろう」と、我に返ったのです。
「あーおなかいっぱい。でもおいしかった」
などという55歳女性独身。そんな感想を聞きつつ、ものすごくもやもやした気持ちを抑え切られないまま、新橋駅まで歩いていったのでした。
 
で、帰る前に、今日の出来事をすべて洗い流すかのごとく、スーパー銭湯に寄って岩盤浴を嗜みました。実は岩盤浴とか初めてだったんですが、汗がすげぇ吹き出てました。あれはやみつきになりますな!
おやすみなさい。