「タッちゃんってあんまり方言出ないよね」
「うん、でも俺はもとから方言あんまり出ないほうだから」
「いや、地元に帰ってみると結構方言って自然に出てくるもんだよ?」
今までこんなやり取りが何度もあった。
だが、このやり取りに対して最近思い始めていることがある。
「俺、方言喋れなくなったんじゃない?」
地元から東京に来てすぐの頃は、ちょっとだけ方言が出てたりしていたけれども、次第に方言が出なくなり、いつの間にか標準語で話すようになっていた。
で、地元に帰ると当然出るはずの方言が出なくなっていたのである。
久しぶりに会った地元の友達と話すとき、他のみんなは方言全開で話すのに、俺だけ標準語で話す。俺浮きまくり。実はあんまり浮かなかったりするけど。
実際にはまったく喋れなくなったわけではなくて、ただ自然に出なくなっただけ。
「どんな感じで話してたっけ・・・」っていうのは知識として覚えているので、喋ることはできるのさ。ただ、ものすごく不自然だけどな!
いつだったか、名探偵コナンのアニメで地元が話の舞台になったときがあった。
国道沿いのちょっとした広場で殺人事件が起きててなぜか爆笑してた記憶がある。
登場人物が方言を喋るわけだけど、その喋り方がやっぱりギコチナイわけ。わかるよね?
今「方言喋れ」って言われると、あんな感じになってしまう。
自然に方言が出てくる、っていうのがありえないわけ。
方言が喋れなくなるっていうのは実生活にほとんど影響しないわけなんですが、なんか寂しい気分です。地元にずっといることになれば、また自然と方言が出るようになるのでしょうか・・・・?
あっ、不自然な方言聞きたいんであれば「オイコラ方言喋れや」って脅してくださればいくらでも喋ってあげますんで!(何
今度の3連休はずっとバイトして過ごすことになっている。
3日とも1日に2回シフトに入る、いわゆる「ダブルイン」なんだけど・・・・
イジメ?(笑)
がんばるからいーや!
そう、年末年始は地元に帰らずにバイトを頑張るのである。
また地元の方言から一歩遠ざかった感がある。
もっと、地元に誇りを持たなくては!